ラジオ波勉強会

昨日、10月28日はお休みを頂き、名古屋で行われたラジオ波の勉強会に参加してきました。

ラジオ波(高周波)温熱は、体の中で細胞間の摩擦によるジュール熱を発生させる機器になります。ジュール熱を利用した家電は私たちの暮らしに身近に存在します。電気炊飯器に電気ポット、電気ストーブ、電気コンロ、ドライヤーなどなど。

医療分野では、電気メスや腫瘍の焼灼術などに用いられているようです。ボディケアの分野では10年以上前からエステなどでは使用されていた機器ですが、近年ではスポーツを中心に痛みや怪我の予防など医療の一環として使用されるようになってきています。

ラジオ波温熱は、お風呂などで表面から温めるのとは違い、体内から温度が生み出されますので、冷めずらく長時間持続するのが特徴です。体内を通過する高周波は、電気抵抗の高い部位によく作用し、癒着、硬化した部位ほどよく加温されます。その特性を利用して体温上昇や血管拡張、筋膜などの結合組織のリリースにより疼痛を解放することに役立ちます。

当院では、筋膜リリースを中心に、手技療法や運動療法と組み合わせ、痛みの緩和や、体の柔軟化、自律神経の調整などさまざなな症状や状態に合わせ使用しています。

今回の勉強会のテーマは、ラジオ波を体の中の特定の場所に誘導し、加温するテクニックでした。ラジオ波(高周波)のエネルギーは施術者の工夫や操作で、体の中の特定の部位へ自由に誘導することができます。動作の障壁になっている部位や、疼痛部位にラジオ波を狙い通りに誘導するとで、より治療精度を上げられそうです。

ラジオ波のエネルギー自体は目で見ることができませんので、単純にラジオ波を体に当てているだけでは、ラジオ波のエネルギー特性を活かすことは難しいのです。この機器を使いこなすためには、温度、抵抗、圧痛、結合組織の滑走など複数の感覚を元に疼痛や緊張のリリースを判断する技術と経験が必要不可欠です。フィジオセラピーの分野ではまだまだ新しい機器ですので、今後の展開によって新たな活用の可能性があるのがこの機器の魅力でもあります。

今まで、ラジオ波を使用する際はお着替えをお願いすることも多かったですが、そのご負担も省けるようになったこともとてもメリットに感じております。筋膜機能異常によって起こる痛みや癒着によるコリに対して、温熱刺激を用いた筋膜リリースはとても良い効果を発揮します。お困りの際は、お気軽にご相談ください。

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