「眠れない」それは経験したことがある人にしか分からない辛さ
毎日思うように眠れないというのは、経験したことがある人にしか分からない辛さがあります。
常に頭だけでなく全身に何かがまとわりついているかのように気怠く、重たい。疲れていて眠気はあるのに眠れない。
- 夜が怖いし不安
- 集中できない
- イライラする
そんな時に睡眠薬、睡眠導入剤は救世主になります。
ですが、
本来の不眠症の治療は、睡眠薬を一時的に使っている間に生理的に眠れる状況を作っていく努力を行なっていくことを前提に行われます。
薬を使ってでも寝れればOKということではありません。
薬には耐性がつきます。
つまり、効き目が悪くなっていきます。そうなると薬の量を増やしたり、より強い薬を使ったりとどんどん抜け出せなくなっていきます。
薬によって症状をコントロールすることも大切なことですが、いつまでも薬に頼っているだけでは睡眠薬無しには生活できないような依存体質になってしまいます。
一生睡眠薬を飲み続けるという選択肢もありますが、それ以外の方法を試してみませんか?
睡眠の質を取り戻すには、薬以外のことも大切です
睡眠の質を上げることによって慢性的な疲労を取り、日中のパフォーマンスを向上させていきます。
仕事、家事、育児、勉強、スポーツ、趣味など何をするにも睡眠がしっかり取れていないと、疲労で集中力や意欲が出ません。
不眠症の対処方法は世の中にたくさんあります。薬による治療の他にも、認知行動療法などの心理療法、鍼灸、マッサージ、カイロプラクティック、オステオパシー、各種整体。
いずれにしても不眠症の改善には心身のリラックスは重要なことであると考えています。そのために神経機能をコントロールすることはアプローチの中心に据えています。
重要なのは「前日までの疲労を完全に取ること」です。
不眠症で悩まれている患者さまは「寝れなければダメだ」と考えがちですが、寝つきが悪くても、途中で起きてしまっても、起きるのが早くても、薬を使って寝ても、朝の目覚めがスッキリとしていて日中に強い眠気がなければ、そこまで不安に考えることはありません。
ただ、本来は生理現象で眠気を感じ自然に眠ることができていたはずです。それが何らかの障壁によって睡眠が妨げられているので、その障壁を見つけアプローチしていくことで不眠症は解消していきます。
睡眠の障壁になる要素は様々です。施術では自律神経のリラクセーションを行いますが、カウンセリングや運動なども積極的に行います。
考え方、生活パターンや習慣、食事や嗜好品、運動。患者さまにとって何が障壁になっているのか、優先順位をつけて一つずつ解決していくことが大切です。
不眠症状に対する即効性と持続性があれば信じて治療を続けられます。積み重ねることで着実に体が改善へ進めば精神は安定し、不眠症の天敵であるストレスから遠ざけてくれます。
こんなことでお悩みではありませんか?
- 睡眠導入剤がないと眠れない
- 偏頭痛を繰り返していて、処方薬を飲んでても良くならない
- 顔のむくみが取れない、肌色が良くない
- 慢性的な不眠症、いつもスッキリしない
- 朝起きた時から頭が重く、一日中スッキリしない
- 慢性的な疲労感、体が重く気力が出ない
- 頭がスッキリしない、ボーッとしてしまう
- 慢性的な目の疲れで集中できない
- 首肩のコリだけでなく背中もガチガチ
- 慢性的な疲労と睡眠不足で、いつもモヤモヤしている
- 頭痛外来に行って、薬を飲んでいても良くならない
これらの原因は、常に多くのストレスに耐えている神経系への蓄積疲労が原因かもしれません。
脳を含む神経系はストレスによって刺激されつづけ疲労しながらも、常にその攻撃から体を守り調節しています。
神経系への蓄積疲労によってバランスを崩してしまうと、睡眠や内臓の働きだけでなく、脳の働き、血の巡り、ホルモン、筋緊張、倦怠感が合わさり全身症状を伴う症状を引き起こす原因になります。
脳のリラクセーションで全身の緊張を解きほぐします
クレニオセイクラルセラピーは、脳や神経系のリラクセーションが得られます。脳硬膜の緊張が解けることによって、痛みの変化、全身のリラクセーション効果、循環改善効果なども期待できます。

脳のリラクセーションに用いるクレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)は、自己治癒力を高め、身体機能を正常化する自然療法のひとつです。頭蓋骨から脊柱、仙骨に至る中枢神経の一番外側の膜である硬膜を解放することで、脳から脊髄を満たしている脳脊髄液の循環を促進します。
あまり知られていませんが、頭蓋骨は22個の骨がパズルのように組み上がった構造をしており、骨と骨の継ぎ目には一定の遊びがあります。その継ぎ目は、呼吸や体液の循環に合わせて一定のリズムを刻み常に動いており、そのリズムに乗って脳脊髄液は循環しています。
体内の80%~90%の神経細胞は、脳から脊髄の中枢神経に集中していて、脳脊髄液は、脳や脊髄を保護し、栄養を与え、老廃物の排泄などを行なっています。
頭蓋骨が何らかの影響で動きがなくなりリズムが乱れると、脳脊髄液の流れが滞り、神経系の負担が増すことで様々な症状を引き起こします。
私たちの生命維持活動において、神経系の役割は絶大なものです。体温、呼吸、心拍、血圧などが自律的に機能しているのも、休みなく神経系が動いているからです。慢性痛の多くは、心理的なストレス要因が多くの場合で関わってきます。
脳や脊髄を覆う硬膜の緊張を解放することで、脳脊髄液の循環は促進され、数値では測れないようなわずかな内圧を調整します。
神経系の司令塔である中枢神経にかかる負担を解放することは、生命維持活動だけでなく、姿勢や運動にも大きな影響があるため全身の機能を良好に保つ上でとても重要です。

自然治癒力を活性化する
自然療法の目的は、体の機能を正常に保つための反応を引き出すことです。
つまり、自然治癒力を活性化するということは、体が正常に機能するために必要な準備を整え始めるということです。
「自然治癒力を活性化する。」キャッチコピーとしてよく耳にするこの言葉。
聞こえは良いですが、本来このような治療が適正に行われた場合、その反応は必ずしもすべてが好ましい反応というわけではありません。
体が本来必要としている反応というのは比較的ネガティブな要素を多く含み、眠くなる。怠くなる。発熱する。汗が出るなど。その人によって反応は様々で、体が求める反応が素直に出現します。
その反応がおさまった後が、本来あるべき体の状態に近づいたと考えることが出来ます。
クレニオセイクラルセラピーは、強い刺激を加えることは一切ありませんのでほぼリスクもありません。アプローチは多くの方が寝息をたてるくらい、心地よく穏やかで静かです。初めて治療を受けられた方は、今までにない不思議な経験という言葉をよく頂きます。
患者さまの声
一番根が深かった慢性疲労も目覚めが良くなり頭がスッキリするなど改善

頭痛や不眠症の悩み。うとうとして眠ってしまうほど。目元も頭もスッキリ

姿勢、頭痛、肩こりも説明通り明らかに変化が出るのでかなり納得します

頭全体が軽くなったような感じがあり、思考もすっきりしました

治療を受けた日はしっかりと眠れ、説明通りに自分の体が変わっていくのが分かる

クレニオセイクラルセラピーで睡眠リズムを取り戻す
脳硬膜の緊張を解放することで神経にかかっている負担を軽減させ、人体の生理作用を正常に機能させるための技術です。
特に自律神経は、睡眠をコントロールする際にも大きく関わっており、入眠から覚醒までの浅いレム睡眠から深いノンレム睡眠まで睡眠のリズムや深さなどをコントロールしています。自然な質の良い睡眠を得るためにはこの自律神経中枢の働きが欠かせません。
忙しい現代では、仕事や育児、人間関係など気づかない内に自律神経に負荷をかけつづけています。不眠症整体では、神経への余計なストレスを取り除き、生理的な働きを取り戻します。
睡眠の質が上がれば慢性的な疲労は改善します。それだけでなく、気分は上がる。活力がみなぎる。幸福感が増す。など人生がとても豊かになります。
ほとんどの方がセッションを開始して数分で寝息をたて、気づいた時にはセッションは終わっています。施術前と後の違いは当日から数日にかけて体感できます。
睡眠は、もともと人体に組み込まれたプログラムによって行われてる生理反応です。そのリズムを狂わせている神経機能を正常化してあげるだけでも、比較的スムースに不眠症状は解消に向かいます。

よくある質問
効果はありますか?
個人差はありますが、施術当日〜数日にかけて変化を感じる方が多くいらっしゃいます。
- 一度も目覚めず過ごせた
- 朝まで熟眠できた
- 目覚めがスッキリした
寝つきが悪い方では、
- 夜ウトウトとしてきた
- 薬を減らしても大丈夫だった
- 気付いたら朝だった
など、患者さまによって変化は様々ですが、今まで長い間変化しなかったことが画期的に変化することがあります。当然ですが、睡眠障害は生活環境や習慣など様々な要因があり症状が起きていますので、ひとつのことでは解決しません。
ただ、神経のリラクセーションがしっかり得られるだけでも、その障害を乗り越えるきっかけになることもありますので、まずは体感していただくと良いと思います。
睡眠薬を飲まなくて済みますか?
服用されている薬につきましては、ドクターの指示に従っていただくことを前提に施術を行なってまいります。薬の服用について当院から指示または指導をすることは一切ありませんが、治療が進むにつれ症状が改善に向かった方はドクターとご相談の上、薬の減薬または中止されている方は多くいらっしゃます。
施術は痛いですか?
頭を触れられているくらいの感覚です。一切痛みを伴う操作は行いません。神経の緊張を解放する技術ですので、ほとんどの方が数分で寝息をたてるような方法で、穏やかで心地よさを感じます。
頭蓋骨って動くの?
僅かですが動きます。動く幅は数値化が難しいほど繊細な動きです。
薬以外の方法を試してみませんか?
不眠症を改善するためには薬による治療以外にも、カウンセリングがとても重要です。睡眠薬は睡眠に導いてくれる力はありますが、睡眠障害を根本的に治すものではありません。
根本的に不眠症を改善するためには、環境を整えたり、生活習慣を見直したり、癖をコントロールしたり、睡眠の障害になっている要素を見つけ出しひとつひとつ対処する必要があります。
心療内科や精神科など個人の小規模なクリニックでは、適切な運営をするためには1日あたり30人以上の患者さまの診察を行う必要があると聞きます。
診療時間が8時間あったとしても一人当たりの患者さまにかけられる時間は長くてもおよそ10分程度で、初診などはある程度時間がかかるため継続通院の患者さまにかけられる時間は実際には5分くらいであるのが実情だそうです。
昨今、睡眠障害だけでなく鬱など様々な心の病が増えている中、ドクターはカウンセリングに時間をかけたくてもかけられない。そのような現状があり、薬を処方したりポイントを絞ったアドバイスが精一杯ということもあるようです。
薬によって症状をコントロールすることも大切なことですが、いつまでも薬に頼っているだけでは睡眠薬無しには生活できないような依存体質になってしまいます。
睡眠は人間に備わっているメカニズムですので、睡眠の障害になっているものを見つけ、対処していけば必ずまた何も考えずに眠れるようになります。