肩の痛みの原因と対処法
肩の痛みは、ゴルフ、野球、テニス、バレーボールなどのスポーツを楽しむ学生から、四十肩、五十肩で悩む中高年まで、幅広い年代の方々を苦しめています。
肩の痛みを放置してしまうと、慢性化やパフォーマンス低下を招くこともあります。

肩関節は、人間の体の中で最も自由度が高い関節です。上下左右に大きく動かせるその可動域のおかげで、私たちはさまざまな活動を行うことができます。しかし、この自由な動きを可能にするために、肩関節は靭帯が少なく、筋肉のバランスに頼っています。そのため、少しのアンバランスや負荷が、肩の痛みに直結する可能性があります。
実際、肩の動きは肩甲骨や背骨、肋骨を含む体幹部だけでなく、骨盤や股関節、足まで連動して行われています。
例えば、膝を曲げて背中を丸めた状態でバンザイをしてみてください。手が十分に上がらないのがわかるはずです。これは肩の動きが体全体の連携で支えられている証拠です。
肩痛の改善は
インナーマッスルの調整から

肩の痛みの多くは、インナーマッスルの筋力低下による関節の軸ブレが原因です。
この関節の軸ブレが関節や筋肉に過剰な負担をかけ、痛みや炎症を引き起こしため、インナーマッスルを鍛え、関節の軸を正しく保つことが重要です。
痛みや違和感を感じた際は、早期のケアが悪化を防ぐカギとなります。放置せず、適切な治療を受けることで、肩の健康と快適な日常生活を取り戻しましょう。
四十肩・五十肩
40代・50代で起こる肩の痛みは、インナーマッスルの筋力低下が主な原因です。肩関節は多方向に自由な動きを可能にする反面、靭帯よりも筋肉によって安定性を保っています。
しかし、インナーマッスルの筋力が低下すると、関節の軸がブレてしまい、負荷が特定の部位に集中します。この状態が長く続くことで、関節に過剰な負担が蓄積し、関節が摩耗するため最終的には激しい痛みを伴う関節炎として現れます。
スポーツによる疲労蓄積
スポーツにおける繰り返しの動作も、関節の軸ブレを引き起こす要因となります。特に肩を大きく使う競技では、インナーマッスルがバランスを崩すことで軸が安定せず、周囲の軟骨や筋肉に余計な負担がかかります。その結果、軟骨の摩耗や筋肉の損傷が進行し、関節のスムーズな動きが妨げられ、痛みが生じます。
成長期の学生の場合、この状態を放置すると、スポーツパフォーマンスの低下だけでなく、将来にわたる体の動きにも大きな影響を及ぼすことがあります。
悪循環による再発
肩の痛みを避けるために不自然な動きを続けると、関節の軸ブレがさらに悪化します。この連鎖反応は、他の筋肉や関節に余計な負担をかけ、別の部位にまで問題が波及します。
不安定な軸の状態では、体は本来の自然な動きを取り戻すことができず、再発や慢性化のリスクが高まります。この悪循環を断ち切るには、インナーマッスルを強化し、関節の軸を安定させることが不可欠です。
体外衝撃波による
効果的なアプローチ

筋肉の緊張が強く関節のこわばりが強い場合は、痛みから取り除いていきます。
ひとまず痛みから取り除くことで関節の可動域が確保でき、運動療法を効率的に進めることができますので、比較的早い段階で生活が楽になるだけでなく、
並行して運動を行うことで症状の戻りを防ぐため、改善への道筋が分かりやすく感じられます。
拡散型体外衝撃波療法とは
拡散型体外衝撃波治療器(フィジオショックマスター)は、コンプレッサーにより発生させた圧縮空気でピストンを高速で打ち出し、衝撃体にぶつけることで衝撃波を生み出します。
繰り返し衝撃と振動を患部に照射することにより、痛みを感じる神経を麻痺させ、優れた鎮痛効果を発揮すると共に、患部に微小損傷を起こすことで組織の代謝と再生を促進します。

皮膚を傷つけずに体の内部に直接的なアプローチが可能になるため、従来、外科的手術が必要とされれていた症状に対しての新しい選択肢となっています。

体外衝撃波療法は、ヒトの自己治癒力を活かした画期的なアプローチです。優れた鎮痛効果で痛みをその場で軽減し、動作が軽快になります。
様子を見ながら騙し騙し我慢しながら放置していた痛みが、その場で変化することも珍しくありません。ぜひその効果をご体感下さい。