戦場鍼は「すぐに効く」
突然の痛みに
即効性の鍼治療
戦場鍼は、素早く痛みを鎮め、筋肉を緩め、ストレスを抑制するのを得意とする即効性の高い耳鍼です。
- ぎっくり腰
- ぎっくり背中
- 寝違え
- 肩・背中の痛み
- 手足の痛み・攣(つ)り
急な全身の痛みに対して耳の5つのポイントに鍼をするシンプルな施術ですが、即効性と再現性に優れており安定した効果を得ることができるため、応急処置として効果的に活用することができます。
戦場鍼治療とは
戦場鍼は、米空軍の軍医であったニムゾフ退役軍医大佐が名付けた鍼施術で、痛みや不安などのコントロールに有効な5つの耳ツボにASP鍼という特殊な鍼を用いる施術法です。
この施術方法はシンプルで再現性が高いため、色々な施術と組み合わされたり、応用されることで大きな相乗効果を生み出しています。
まずはすぐに痛みを
抑えることが大切です
急な痛みに襲われた時は、まずあらゆる手段を用いて痛みを抑え、なるべく早く日常生活に復帰することが大切です。
もちろん、強い痛みを伴う症状については骨、筋肉、内臓、神経、血管に大きな問題が潜んでいることもあります。ただ、そういった問題が可能性が無いと分かった場合、いたずらに安静にしているだけでは復帰を遅らせることに繋がります。
強い痛みの経験がトラウマとして残り、脳裏に刻まれると「痛いかもしれない」とう反応が無意識に現れ、力が抜けなかったり、緊張を伴うブレーキをかけるような体の使い方へと変わっていってしまいます。そして、体を動かすことへの不安がさらなる痛みを作ることで、慢性化の原因になることもありますので、「痛みは我慢しない」「出来ることは試す」そういった考え方を持っていただくと良いかと思います。
強い痛みを早く抑え、コントロールすることができれば、根本的な問題にも早期から落ち着いて取り組むことができ、スムーズに快適な日常を取り戻すことができます。
当院での通常施術では、毫鍼(ごうしん)という通常タイプの鍼を使用します。なお、ASP鍼を使用する場合は別途費用がかかります。
効果的に筋肉や関節への
痛みを軽減します
鍼を活用しながら運動をしたり、電気を流すことで筋肉がスムーズな運動が行えるようになります。
筋膜が癒着し凝り固まると痛みの原因になりますが、一度、筋肉・筋膜が癒着してしまうと放っておいても緩んでくれません。
そのため、鍼のように体の中へダイレクトに刺激を入れることで、回復を手助けしてあげることが症状改善の近道になることが多くあります。
鍼治療・ドライニードルは、体の内部から直接的に環境を整えられるため、筋肉のコンディションを改善するのに効果的なアプローチになります。
コリ固まった筋膜を解きほぐし、
ダイレクトに血行を促進します
鍼によって体に微小な損傷を起こすことで、鍼で傷ついた小さな傷を修復しようと代謝が促進されます。血行が促進されることで皮膚表面が赤くなり(フレア現象)、この様子はしばらく続きます。
フレアが治まった後でも組織の代謝は促進され続けるため、この後、数日に渡って治癒反応は継続します。
私たちの体には、風邪をひいたり、怪我をしても自然と直してしまう不思議な力が備わっています。それは自然治癒力と呼ばれ、私たちが生命活動をする上でとても重要な機能です。
鍼は自然治癒力を促進し、
代謝を高め、身体機能を回復するのに有効な手段となります。
鍼が苦手な方へ
体外衝撃波療法という
選択肢があります
体外衝撃波療法(拡散型体外衝撃波治療器)は、高速で発生させた衝撃波を患部に照射することで、痛みを抑えつつ、組織の代謝と再生を促進する治療法です。
皮膚を傷つけずに体内へ直接アプローチできるため、外科的手術が必要とされていた症状に対する新しい治療選択肢として注目されています。