「コアアプローチ®︎」は
神経メカニズムを利用した
コアの活性法
「コアアプローチ®︎」は
神経メカニズムを利用したコアの活性法
コアアプローチ®︎は、脳とインナーマッスル(体の奥の筋肉)を一緒に働かせることで、体のバランスを整え、本来の動きやすさを取り戻すためのコンディショニング方法です。
特別な筋トレやハードな運動ではなく、体の内側から無理なく整えていくアプローチなので、年齢や体力に関係なく取り組めます。
この手法は、はせ川フィジオが長年の経験と体の動きの科学(バイオメカニクス)に基づいてまとめたもので、登録商標として認められています。

特徴と効果
- インナーマッスルを効果的に刺激
腹圧(体内の圧力)を的確にコントロールすることで、体幹の安定性を引き出します。 - 余計な力が抜ける
体幹が安定すると、全身の無駄な緊張が解け、力まずに動ける体へと変化します。 - 疲労回復やパフォーマンス向上にも効果的
自律神経や感覚入力の調整にも作用するため、慢性的な不調の改善や、コンディショニングにも最適です。
「立つ」「歩く」「呼吸する」など、人間の基本的な動作を最も効率よく整えるアプローチとして、年齢・体力レベルを問わず効果を実感されています。









コアアプローチ®︎は、神経のメカニズムを利用した即効性と持続性があるインナーマッスルの活性方法です。
積み重ねることで定着し、着実に身体機能が改善します。
体幹を活性化し、本来の動きを取り戻すメソッド
人は、体幹が安定していることで初めて手足をスムーズに動かすことができます。体幹が不安定な状態では、力を効率よく伝えることができず、日常の動作や運動パフォーマンスが低下してしまいます。
この「体幹の安定性」を指すのが コアスタビリティ です。
コアとは胴体、つまり体の中心部分を意味し、姿勢や運動を支える基盤になります。コアスタビリティが備わっていることで、私たちはバランスを保ち、効率よく体を動かすことができるのです。
しかし現代では、体を使う機会が減り、深部の筋肉(インナーマッスル)が働かなくなることで、コアスタビリティの機能が低下しがちです。その結果、他の部位に負担がかかり、肩こりや腰痛などのトラブルを引き起こします。

本来、私たちの身体は「動き続ける」ことを前提に作られています。つまり、運動を止めないことが身体にとって自然な状態なのです。日常生活において適度な動きを取り戻すことが、コアスタビリティを目覚めさせ、健康を支える第一歩になります。
体幹における骨格構造の弱点はお腹周り

肋骨に囲まれた胸郭と骨盤の間、腹部にあたる部分には背骨しかありません。これでは体幹の安定性を得ることができませんので、この部分を筋肉や神経の働きによって安定性を得るシステムが構築されています。
体幹(コア)を安定させるには
腹圧のコントロールが必要不可欠
- 慢性的な腰痛
- 猫背、円背、不良姿勢
- 産後の腰痛、歪み
- 尿漏れ
- 凝り固まる首や肩
- 伸びない膝、曲がらない膝
- 慢性的な足の悩み
- ストレートネック、猫背などの不良姿勢
これらの原因は体幹を安定化させるコアスタビリティの低下です。
そのコアスタビリティのメカニズムを支えているのが、お腹から腰を取り巻くインナーマッスルが働くことで得られる「腹圧」です。
腹圧というのは、正しくは腹腔内圧と言います。腹腔は、横隔膜の下で主に消化器などの内臓が集まっている空間で、その内部にかかる圧力のことを腹腔内圧。すなわち腹圧と呼びます。
最近では第二の骨格として筋膜というのが広まってきました。
第一の骨格が 「骨」。第二の骨格が 「筋膜」。そこから生じるすべての運動を作り出す土台となるのが「腹圧」です。いわば第三の骨格である「腹圧」は姿勢維持を含めたあらゆる運動にとって重要なシステムです。

体幹トレーニングと腹圧の関係性
体幹はあらゆる運動の軸になる重要な部分です。運動から見た体幹の役割はさまざまであって「運動軸を安定させる」「姿勢を安定させる」「力を伝達する」「衝撃を逃す」など、状況に合わせて常に変化が求められます。
体幹が日常生活、仕事、スポーツなどさまざまな局面に対応するためには、状況に応じて柔らかくも硬くもならないといけません。適切な体幹機能というのは、「ニュートラルな状況から柔らかくも硬くもなれる。」このことが重要で、常にカチカチに固まった状態であることとは違います。
体幹トレーニングという言葉が知られるようになってしばらく経ちます。その中でよく紹介される代表的なトレーニングが、ドローインやプランク、サイドブリッジ、ニートゥーエルボー、スクワット。
実はこれらは効率が良い方法とは言えず、関節や体幹のスタビリティを支えるインナーマッスルの活動が弱いまま一般的な体幹トレーニングを行うと、アウターマッスルがパワーで補ってしまうため効果が上がりません。

正しい体幹(コア)トレーニングとは?
一般的な体幹トレーニングでは不安定な状態をキープすることで筋肉を刺激しトレーニングを行いますが、体幹トレーニングの最も重要な課題は、意識ではなかなか使うことができないインナーマッスルを自然に使えるようにすることです。

体幹がニュートラルな状況から柔らかくも硬くもなれるようにするためには、腹部や腰背部の下部体幹を覆うインナーマッスルが無意識に働けることが重要です。
腹圧をスムースに上げたり下げたりできる環境は、全身のスムースな運動に繋がります。
そして、コアのバランスを高めた後に、プランクやブリッジなど強度の高い運動を行うと飛躍的にパフォーマンスが向上します。
体幹トレーニングはこの順番を間違えると、コアスタビリティや運動の軸が弱いままアウターの筋肉が硬く重くなるので、関節がその重さを支えられずに怪我や障害につながってしまいます。
体幹はお腹や腰の周りだけではありません
体幹トレーニングというとお腹周りをイメージする人が多いですが、その部分は下部体幹と言います。 当然体幹には上部もあります。その上部体幹で重要になるのが肩甲骨の安定性です。

このような関係をジョイント-バイ-ジョイントセオリーと言います。
この関係性が破綻すると、頭が前に突き出した姿勢、ストレートネック 、巻き肩、猫背、ぽっこりお腹、O脚、内股など、目に見える「歪み」として見た目の変化が分かるようになります。
こういった見た目を変えるためには、一つ一つの筋肉や関節のバランスを正しく引き出していく必要があります。
矯正は正しく機能していないものを正常に機能させるというのが目的です。機能が矯正されることで、形や見た目が変化していきます。例えば歯科矯正はかみ合わせ、視力矯正は見え方のように明確にわかる機能的な違いがあります。骨盤矯正や骨格矯正も適切なアプローチのもとに矯正を行えば、年齢に関係なく自然に矯正されていきます。
慢性痛の改善は、まず「運動」から
すでにどこかで治療やリハビリを受けた経験がある方は、次のような言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。

少し良くなってきたので運動しましょう

痛みが良くなってきたら運動しましょう

また悪くならないように運動しましょう
このような助言は一見正しそうに聞こえますが、実は真逆です。
多くの慢性痛は、「動かなさすぎ」=運動不足による機能低下が原因です。にもかかわらず、さらに安静にしてしまえば、体はますます固まり、筋肉や神経の働きが鈍くなり、回復から遠ざかってしまいます。
安静は、痛みの慢性化を招きます
とくにコルセットなどで腰を固定してしまうと、インナーマッスル(深部筋)の活動が停止し、体幹の安定性が失われていきます。一時的に痛みが和らいでも、その土台が崩れているため、再発するのは時間の問題です。
たとえぎっくり腰のような強い痛みであっても、可能な範囲で初期からの運動が必要です。むしろ、動くことが最大の治療であり、それを行わない限り、根本的な改善は望めません。
なぜ間違った治療が広まり続けるのか?
今もなお、多くの治療現場では「痛みが引いてから動きましょう」という順序が当たり前のように語られています。その結果、慢性腰痛は国民病とも言えるほど広がり、約3000万人もの日本人が長年苦しみ続けています。
しかし、本来腰痛は改善可能な症状です。体を正しく使い、コア(体幹)の機能を取り戻すことで、痛みは大きく軽減していきます。
筋肉だけでは体幹は機能しない
現代の生活環境では、運動不足や長時間の座位姿勢などの影響で、誰もが少なからず筋力低下の傾向にあります。そんな背景から、「体幹トレーニング」や「腹筋強化」といった言葉が巷で盛んに取り上げられています。
たしかに筋肉は重要です。しかし、それだけでは、体幹(コア)は決して正しく機能しません。体幹の安定には、腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋など、インナーマッスルの協調的な連動が必要です。そしてそれをコントロールしているのは、「筋力」ではなく脳からの神経指令です。
割れた腹筋=機能する体幹ではない
綺麗に割れた腹筋を持っているスポーツ選手でも、体幹機能テストでは簡単にバランスを崩すことがあります。なぜなら、それは見た目の筋肉であり、機能的な筋肉とは限らないからです。
逆に、外からは目立たないインナーマッスルがしっかり働いている人は、姿勢がとても自然で美しいのが特徴です。実は、姿勢そのものが運動であり、そこからすべての動作が始まります。
姿勢が整っていれば、身体能力も高い
「姿勢が安定している人に、運動能力の低い人はいない」といっても過言ではありません。一流のアスリートの姿勢を見てみてください。構えず、無理なく立っているだけでも、重心が安定し、全身のバランスが取れているのがわかるはずです。
情報があふれる今、何を選ぶかがすべて
テレビやネットで紹介される情報は、わかりやすさを優先するあまり、本質から外れたものも多く含まれています。特に「筋肉=体幹強化」という短絡的な発想は、誤解を生みやすい代表例です。
大切なのは、「何を信じて、何を実践するか」。
情報過多の時代だからこそ、本質を見極める力が問われています。見た目の筋肉ではなく、機能するコア=自然な姿勢と動きを手に入れること。それこそが、健康とパフォーマンスのベースになるのです。
コアの働きを自分でコントロールする
コアアプローチ®︎の目指すところは、最終的に「コンディションを自分でコントロールできる状態にすること」です。
漠然としたイメージではなく、一つ一つの問題を具体的にして解決していくことが大切です。
「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」と言った疑問を、セッションの中で知識を得ながら体感していただくことで、解決できるようになります。

トレーニングにおいても、フォーム、力のかけかた、力のかかるポイントを修正しながらしっかりと身につけていただくことで、完全なセルフメンテナンスをができるようになります。
長い時間をかけて症状の原因を作ってきたのと同じように、その原因を修正するためには、必ずある程度の期間が必要になります。人の体は継続して取り組むことでしか本質的には変化はしません。
当院では、痛みの変化だけでなく、歩行運動機能の向上、健康寿命の延伸、日常生活の質の向上、スポーツパフォーマンスの向上。より多くのものを手に入れて頂きたいと考えています。お一人お一人の目標に合わせて、科学的な治療とトレーニングを元に丁寧にサポートさせて頂きます。
コアアプローチ®︎の効果と即効性について
コアアプローチ®︎では、あらゆる運動の要である体幹機能をスピーディに最大限引き出すことに重きを置いております。
結果がその場で出ることはモチベーションにつながり、人を前向きにしてくれます。「体幹安定性の向上」による「生活の質の向上」を目的としており、特徴的なのはその即効性です。
それは思わず笑みが溢れるほどです。
「凄い!?」「なんで!?」「魔法みたい!?」
はじめての方からは、このような声をよくいただきます。

コアアプローチ®︎は、年齢性別関係なく誰でも変化を感じられるくらいの明らかな変化を起こします。これは他の治療法にはない最大の強みです。「体幹安定性の向上」は「生活の質の向上」につながります。
体幹の機能が向上すると以下のような効果が得られます。
- インナーマッスルの働きで全身の緊張が解ける
- コリ固まった筋肉が瞬時に緩む
- 軽快で弾むような歩行感を作り出す
- 体が軽く運動がスムーズで楽になる
- 力感のない自然体の姿勢を作り出す
- 睡眠の質が向上し疲労感がをとる
- 柔軟性が上がり体の動きがダイナミックになる
- 体幹軸が安定して、筋力が向上する
不良姿勢=インナーマッスルの機能低下
姿勢は人間の本能的なプログラムにより、無意識かつオートマチックに制御されています。
そのため、一般的な考え方である「姿勢を意識する」と言うのは逆効果になります。
姿勢を良くしようとする時には「顎引いて、背筋伸ばして」とか「上から吊るされるように」など、指摘されたり、やったことがあるかもしれません。

意識によってコントロールできるのは、いわゆるアウターマッスルです。
ですが、姿勢は本来、無意識に働くインナーマッスルによってコントロールするのが通常です。崩れた不良姿勢は、意識が足りないのでは無くインナーマッスルの働きが低下しているためで、インナーマッスルがサボっている状態で姿勢を良くしようとすると、アウターマッスルがガチガチに緊張してきます。これが首や肩、背中が凝り固まり、張ってくる理由です。
さらに意識はストレスになり、体幹を安定させる腹圧を低下させる原因になります。つまり、姿勢を意識すればするほどコアの働きは落ち、姿勢はさらに悪化していきます。
姿勢の歪みのメカニズム

首でも腰でも足でも。人間の運動は必ず連鎖して繋がっていきます。
これを運動連鎖と言います。
この運動連鎖自体は正常な運動における反応ですが、例え一部の運動が大きく乱れたとしても連鎖していってしまいます。それを世の中では歪みと言う表現をしています。
例えば、扁平足の人の下肢は内側に捻れて行きますし、腰が丸まっている人はガニ股になっていきます。猫背の人はストレートネックになりますし、膝が反る人はぽっこりお腹になっていきます。
特に運動を作り出し、中継することを行う体幹の機能が低下すると、より一層、歪みは顕著に現れます。
コアアプローチ®︎で姿勢を変える
体幹のコアスタビリティ(安定性)が上がると、その場で姿勢が起き上がります。
良い姿勢とは、力感なく、自然体で、力学的な支点が整うこと。です。
それらは意識的に行うことではなく、人間にプログラムされた機能を正しく引き出すことによって得られます。

コアアプローチでは、神経と筋肉が正常に連動されるメカニズムを無理なく利用して、人間本来の基礎的な身体能力を引き出すことができます。
コアアプローチ®︎で歪みを変える

体の軸が傾いていることに気づかない方も多くいらっしゃいます。曲がった姿勢からは、曲がった運動しか現れませんので、すべての運動が曲がっていきます。
当然その負担は蓄積疲労として、時間をかけて溜まり、いずれ疾患名のつくようなものへと変化していきます。
変形性膝関節症にしても、腰部脊柱管狭窄症にしても、腰椎すべり症にしても、ことの発端は歪みの蓄積によって起こる継続的な変化によるものです。
歪みの原因が体幹の機能低下であれば、それはその場ですぐに矯正できます。
コアスタビリティが正常に働けば、偏った運動連鎖の流れが機能的に繋がりますので、それだけで軸は足から頭までまっすぐに整います。
コアアプローチ®︎でパワーが上がる
コアスタビリティがが上がると重心が安定し、より力を伝達しやすくなります。
手足の運動においても、体の支点が安定することで、より少ない力で早く楽に簡単にパワーを引き出すことが出来るようになります。
その場で明らかに力が入りやすくなり、今までいかに余計な力を使っていたのかを実感できます。

コアアプローチ®︎では誰でも実感できる変化を起こします

ギックリ腰であっても、体幹機能が正常に働けば痛みを作り出している筋肉や関節の緊張は解け、その場で痛みは落ち着きます。最初は出来なかった前屈みも、楽にできるようになります。
コアアプローチ®︎は、一般的な整体やトレーニングでは得ることのできない、優れた即効性と再現性を誇るアプローチです。
人間の根本的な基礎的な能力を正常に働かせることで、本質的な結果を得ることが出来ます。
専門性の高い本物の効果と結果を、ぜひ体験セッションからご体感ください。
腹圧・体幹・IAP・コア
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