良い靴の選び方

靴選びだけでも痛みは変わります

靴を選ぶ時、デザインばかり見て機能は二の次になっていませんか?

そして、今履いている靴があなたのお気に入りだったとしても、もしその靴があなたの健康を損なっているとしたらどうでしょうか?外反母趾、タコ、ウオノメ、扁平足、足裏の痛み、巻き爪などの足のトラブル以外にも、膝痛や腰痛、張りや疲労感、むくみや攣(つ)り。

普段からこんなことが起こっていても我慢して履き続けますか?人は一日に約8000歩、多い人は10,000歩以上を立って歩いて過ごします。誰でも当たり前のように行なっている単純な動作ですが、常に地面と接している足には体重の3倍~5倍の負荷がかかっています。

足は衝撃を逃がしたり、力を伝えたり。その負荷に対応するだけのメカニズムを持っていますが、現代では足の機能が低下している方が多く、靴の選び方によっては気づかないうちに負担が蓄積しています。もしあなたが、洋服を選ぶような感覚で靴を選んでいるとしたら、ぜひ靴を選ぶ時の重要なポイントを知って下さい。適切な靴を選ぶだけでも、体はずっと楽になります。

良い靴の条件ってなんでしょうか?

軽いことでしょうか?柔らかいことでしょうか?細かく挙げればたくさんありますが、ここでは重要な3つのポイントをお伝えします。

足指の付け根がしなやかに曲がる

スムーズな蹴り出しを行うためには、指先の付け根の部分がしっかりと曲がることが必要です。靴の真ん中で折れ曲がったりしてませんか?

ヒールカウンターが硬く、しっかりしていること

足にかかる力を受け止めるには踵(かかと)の安定性が重要です。その機能を適正に保つためにヒールカウンターは重要な役割を持っています。

靴全体がしなやかで硬く、捻れに強く粘りがある

日常生活で負担をかけずに歩くためには、靴のミッドソール(中間層)に「衝撃を逃がす」「力を伝える」という相反する機能を備えている必要があります。

足の機能を補う構造を持った靴を「良い靴」とした時に、ファッション性も大事だとは思いますが、構造上の欠点を抱えた靴でコンクリートを歩くにはリスクが大き過ぎます。足の痛み、ふくらはぎの疲労感、腰痛、膝痛、背中の痛みや張りなどを感じているようでしたら、靴を見直してみて下さい。

靴を変えるだけでも、随分と体は楽になります。ファッションは健康だからこそ楽しめるものだと思いますので、健康を犠牲にしない程度に楽しみましょう。